日鉄鉱業株式会社

業績の概況

2022年3月期の業績について

当期におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の感染者数減少に伴う経済活動の正常化が期待されたものの、新たな変異株による感染再拡大に加え、ウクライナ情勢等の影響によりエネルギー価格や原材料価格が大幅に上昇するなど、景気は依然として厳しい状況で推移してまいりました。

このような経済情勢のもと、当社グループにおきましては、資源事業における増収により、売上高は1,490億8千2百万円(前期比25.1%増)と前期に比べ増加し、営業利益は157億1千5百万円(前期比80.1%増)、経常利益は166億5百万円(前期比72.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は92億7千9百万円(前期比147.7%増)とそれぞれ前期に比べ大幅に増加いたしました。

配当につきましては、2021年度から2023年度を対象とした第2次中期経営計画の株主還元方針である「自己資本の充実と株主還元の最適なバランスを図りながら、長期安定的な配当を実施する」を基本方針に、当該計画期間中の連結業績を勘案しながら、連結配当性向30%を目途に利益を還元することを踏まえ、期末配当金は1株につき200円とさせていただきました。この結果、中間配当金135円と合わせた年間配当金は、1株当たり335円となりました。

今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の動向は一進一退と未だ収束が見通せない中、ウクライナをめぐる国際情勢の動向や、それに伴う世界的なインフレ、円安の影響等による資源価格の上昇、さらには、原材料や資機材が調達困難となることも懸念され、予断を許さない状況が続くものと考えられます。また、鉄鋼メーカーの構造改革や脱炭素社会の実現に向けた政府・民間企業の取り組みによる影響など、当社グループを取り巻く経営環境は大きく変化しております。

当社グループといたしましては、このような経営環境に対処し、なお一層の販売の強化、生産性の向上、諸経費の削減、BCP(事業継続計画)の充実及びSDGsへの対応など、経営体質の改善・強化を図り、事業基盤の強化・拡充に取り組み、業績の向上及び持続可能な社会の実現に努めてまいります

さらに、将来にわたり、基幹産業への原料供給という重責を果たし続けるとともに、株主、取引先、地域社会、従業員などのステークホルダーとの共栄に資するため、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図り、コーポレートガバナンスの充実を推進してまいります

なお、当社グループでは、国際環境管理規格ISO14001の活動、鉱山跡地への緑化、社有林の森林認証取得及び自然エネルギーを利用した発電等を行っており、今後とも環境に配慮した事業活動に取り組んでまいります

株主の皆様には、今後とも一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申しあげます。

2022年6月

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