心強い、もう一つの
家族という存在

INTERVIEW

女性社員インタビュー

入社1年目

プラントエンジニア職(電気) | K・Sさん

Q.1 入社理由を教えてください

自分が学んできた電気の知識を生かして、自然に接しながら働ける職場が当社にはあったので、入社を決意しました。
栃木県に住んでいた幼少期から自然と触れ合うことが多く、将来も自然に接しながら働きたいと思っていました。地元に近い関東都心部で就職先を探していた時期もありましたが、人混みの環境やデスクワークの職種が多く、自分には合わないと感じました。高専4年生の時、当社の鉱山実習インターンシップに参加して、大自然の中でプラントの仕事に関われると身をもって知り、「これだ!」と確信しました。

Q.2 現在の仕事内容を教えてください

現在は入社1年目、実習期間ではありますが、プラント現場で数多くの仕事を学びながら働いています。具体的には、プラントの補修や電気回路の図面作成、プログラムの修正や特別高圧変電所の点検などです。任せてもらったプラントの電気機器の修理がうまくいくと、高い達成感を得られます。また、高専の電気系出身ですので、電気に関わる作業が多いですが、電気とは直接関係の無い鉱山内設備の点検・補修なども現場作業員の方々に付いて作業することがあります。また、デスクワークも行います。例えば、現場で行った各種点検作業の結果記録の作成や受講すべき技能講習会の申し込み、現場作業員の方の労務管理などです。守備範囲は広いですが、色々なことを経験して学んでいきたいです。

Q.3 社内の雰囲気を教えてください

「ひと鉱山(やま)、ひと家族」という言葉があるように、人同士のつながりが強い会社です。転勤がある会社ですので、誰かが転勤になると寂しくなります。
職場にはもうひとつの家族がいる、そんなイメージです。実家の家族と離れて働いている私にとって、社員と実の親の姿が重なることがあります。もちろん仕事上の先輩たちだと割り切っていますが、彼らの存在はそれだけ心強いです。仕事面でも、先輩方の知識や経験から様々なことを学んでいます。新人を指導する時は心優しくしっかりと、休憩する時は団欒を大事にするメリハリのある職場です。初めて挑戦する仕事でも、前向きに真摯に取り組めばしっかり後押し、支援してもらえます。また、女性だからといって特別扱いされるようなこともありません。性別による特別扱いを望まない私にとって、とても働きやすい雰囲気です。

Q.4 今後チャレンジしたいことを
教えてください

将来の目標は、電気の専門知識を活かして、電気的な側面から鉱山の環境改善に携わりたいです。例えば、プラントを稼働させる際に使用する電力を、鉱業所内、ひいてはプラントで賄えるような(稼働する設備を使って自家発電する)仕組みを開発することです。鉱業は少なからず地球環境に影響を与えていますので、未来のために一役買いたいと思います。一通りの基本的なプラント機械の修繕作業を教わりましたが、プラント機械の故障原因を自分自身で突き止めることはそれほど得意ではないので、経験を積んでノウハウを身につけたいです。ゆくゆくは鉱業所の生産プラント機械の制御盤を1つでもいいので、自分の手で設計、図面・実機製作、運用してみたいと思います。

就職活動中の学生へのメッセージをお願いします

いちばん大切なことは仕事より自分の生活、皆より自分です。あまり無理はしないように頑張って下さい。
一方で、高専を卒業して当社で女性初のプラントエンジニアになれたのは、特別な自信や成算があったからではありません。好奇心とチャレンジ精神あるのみです。まずは飛び込んでみれば、受け入れてくれる広大なフィールドが見つかりますよ!