毎日の安全操業が
一番のやりがい

INTERVIEW

女性社員インタビュー

入社3年目

資源開発職(採鉱) | T・Yさん

Q.1 入社理由を教えてください

「鉱山」というスケールの大きなフィールドで仕事をしてみたい!という憧れから当社に入社を決めました。
大学では地質学を専攻していたため、海外の鉱山を訪れる機会に恵まれました。大学3年時に訪問した南アフリカの鉱山では大規模な露天掘りが行われており、そのスケールの大きさに感動し、鉱山を仕事のフィールドにしている鉱山会社に対する憧れが強くなりました。そんな中、当社の会社説明会や懇親会に参加し、社員の人たちの雰囲気がハツラツとしており、この人たちと一緒に働きたいなと思ったからです。

Q.2 現在の仕事内容を教えてください

鉱山業の根幹である「採掘」に関わる仕事全般に携わっています。鉱山からどれだけの量の石灰石をどういった方法で採掘するか、短期・中長期的に計画を立て、その計画に沿って日々の採掘作業を指揮することが私の仕事です。
採掘計画は、計画している石灰石の生産量や販売量に応じて、どういった方法で採掘すれば計画的に掘り進められるかを検討していきます。計画する際は、CADなどを駆使して鉱山の図面を引き、採掘量だけでなく、石灰石を運搬するルートや採掘後の鉱山の形状なども考える必要があります。計画を立てたとしても、自然を相手に仕事をしているため、実際に計画どおりに石灰石を採掘できるとは限りません。不測の事態が起きるのは「想定の範囲内」として操業の中で調整していくことが我々の腕の見せ所です。
また、立てた採掘計画の最終ゴールを目指して日々の採掘作業をマネジメントしていくことも私の仕事です。現場で働く人たちの陣頭指揮をとり、どの重機を誰が操縦して、どのような手順で採掘していくかを指示し、安全で効率的な生産操業を日々心掛けています。
その他にも、採掘現場の安全管理や石灰石を発破する爆薬・重機などの管理、測量・図面作成、日報作成など、ダイナミックな仕事の裏には緻密な仕事が不可欠なんです。
※発破・・・強固な石灰石を火薬を用いて爆破すること。

Q.3 日々のやりがいを教えてください

現場で働いている人たちが無事に1日の作業を終えられると、大きな安堵感に包まれます。採掘作業には多くの危険が伴うため、何よりも安全を最優先に作業を行っています。それでも危険と隣り合わせの現場で作業するので、「絶対安全」はあり得ません。
特に日々の操業前に現場作業員に対してその日の作業を説明する「番割(ばんわり)」は大きな責任を感じる仕事です。井倉鉱業所では現場作業員のリーダーが番割を基本的に行うのですが、現場責任者である自分が担当することもあります。自分の説明や指示が的確であったか、その日の操業が終わるまで常に緊張の糸を切らすわけにはいきません。
何か大きなプロジェクトを達成するとかではありませんが、日々の安全作業の積み重ねが当社の使命である「資源の安定供給」に繋がっていると思うと、大きなやりがいを感じます。

Q.4 今後チャレンジしたいことを
教えてください

数多くの鉱山を保有する当社にいるからには、国内外の鉱山で様々な採掘の仕事を経験してみたいです。当社は国内に「石灰石」、南米チリ共和国に「銅鉱石」の鉱山を保有しています。また石灰石鉱山では「露天掘り」、銅鉱山では「坑内掘り」と採掘方法も異なります。国内外問わず様々な鉱山で経験を積み、鉱山マネジメントのスペシャリストを目指していきたいです!

就職活動中の学生へのメッセージをお願いします

入社した段階では、実際の仕事はほぼ何も知らない状態で現場に入るので、最初は現場の先輩方に教わりながら仕事を覚えます。人と関わることが不可欠なので、コミュニケーションを取ることが苦にならない人は向いていると思います。ただし、私は人見知りですが徐々に打ち解けて話せるようになりました。そうなると、仕事を覚えるスピードも早くなり、仕事が楽しくなりますよ!鉱山や資源開発に少しでも興味がある方には是非お勧めしたいです!