誠実かつ丁寧な
経理業務で、
経営をサポートする

M.I

入社2年目
国際資源学部 資源政策コース卒
鳥形山鉱業所 総務課 経理係

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現場を知った上で、お金の流れを理解

私が所属している鳥形山鉱業所総務課経理係の使命は、日鉄鉱業で一番大きな石灰石鉱山である鳥形山鉱業所の経営が安定的に成り立つようにお金の動きを把握し、適切に管理することです。具体的には、鉱業所で購入した物品の金額や工事にかかった金額、石灰石の売上金額など、いつ・どこでお金が動いているのかを確認しながら、決算業務や、予算の策定、固定資産の管理を行っています。また、内部統制の観点から鉱業所内に不正な金銭の動きや間違いがないかを確認することも、経理係の大切な仕事の一つです。そのため、所内で回覧されている資料を細かくチェックすることも欠かせません。
そのような中、現在私が主に担当しているのは、固定資産の管理です。鉱山で稼働する大型の重機やプラント設備などの固定資産の購入や処分といった動きを確認し、経理システムを活用しながら管理しています。規模が大きい分、一つの固定資産が鉱業所の損益に与える影響はかなり大きいので、鉱業所内で行われる工事の内容や完了確認を正確に行い、チェックする際には漏れが無いように細心の注意を払います。こうした仕事の特性上、通常の経理職よりも現場に足を運ぶ機会は多く、アクティブな側面がある一方で、伝票の起票や決算資料の作成、さらには鉱業所内のPC機器類の管理などオフィス内で完結する仕事もあります。経理と一言で言っても、様々な仕事を経験できることが、この仕事のおもしろさでもあると感じています。

ミスのない、丁寧な経理を目指して

毎日の仕事において、“できる限り丁寧に取り組むこと”を心がけています。仕事中に気になったことや、分からないことがある時、「これでいいや」と終わらせることは絶対にしません。あやふやなままにせず、必ず上司に質問し、知識として吸収できるように努めています。その他にも仕事をするうえで、自分の気持ちを一定に保つことも意識しています。気持ちの浮き沈みは、仕事のミスにもつながりますし、最悪の場合、周囲の方々に影響を与えかねません。そのため、気持ちの波を表に出さず、自分の機嫌は自分で取るようにしています。
また、これまでの経験において、所長からの「経理部門が弱い会社が長続きした例はない」という言葉が印象に残っています。私が仕事でのミスを恐れて時間をかけて丁寧に仕事をしていて、仕事の進捗が思い通りにならなかった時に言われた言葉でした。この言葉を聞いてからは、“丁寧な仕事”は良いことなんだと、徐々に自信が持てるようになりました。さらに、「経理は会社にとって重要な部署である」と実感できるようにもなり、その想いが仕事に前向きに取り組める理由にもつながっています。

事務系総合職なのに作業服!?でもそこがおもしろい

日鉄鉱業には、他の企業にはおそらくないであろう、独自の特徴が数多くあると感じています。そもそも、日本において「鉱山業」自体が珍しく、他社では経験できない仕事も多いはずです。例えば、私たちのような事務系総合職でも、毎日作業服を着て仕事をしており、時にはヘルメットなどの保安具を着用して、現場に出ることもあります。こうした都会にある企業とは一味違った仕事や雰囲気は、私にとって大きな魅力となっていて、おかげで毎日が新鮮でとても楽しいです。私は、学生の頃から「事務系総合職でも作業服を着て仕事をしてみたい」と考えていて、さらには「日鉄鉱業で働くと、人生がもっとおもしろくなりそう!」と感じたことが入社の決め手になりました。そのため、現在は想像どおりの楽しい生活が送れていて、非常に充実しています。
また、日鉄鉱業の上司や先輩方は、懐の深い優しい方ばかりです。安心して働ける環境がありますので、きっとどんな方でも活躍できると思いますが、強いて言うなら「自分の行いを振り返られる方」だと良いのかもしれません。私も自らの行いを振り返り、自分の成長につなげられるよう努めているところですので、一緒に頑張っていきましょう!