ホーム > 大霧発電所
所在地 | 鹿児島県霧島市牧園町万膳字銀湯1468-45 |
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認可出力 | 30,000kW(約10,000世帯分) |
運転開始 | 1996年3月 |
発電 | 九州電力株式会社 |
蒸気供給 | 日鉄鉱業株式会社/霧島地熱株式会社 |
坑井 | 生産井18本、還元井13本(休止中のものも含む) |
蒸気条件 | 圧力0.20MPa、温度132.9℃ |
大霧発電所は事業用としては国内で10番目の地熱発電所です。蒸気供給部門を日鉄鉱業(株)が、発電部門を九州電力(株)が担当し、共同で運営しています。霧島錦江湾国立公園普通地域に位置するため、建物の形、色など自然環境に調和するよう配慮しています。霧島は2010年9月に日本ジオパークに認定され(霧島ジオパーク)、大霧発電所もジオサイトの1つになっています。
大霧地域を含む霧島火山帯は、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む火山フロントに位置し、北北東~南南西に延びる幅約20kmの鹿児島地溝の北端に位置しています。中生代白亜紀~新生代古第三紀の四万十層群を基盤岩として、第四紀更新世~現代の火山岩類及び湖成堆積物が広く覆っています。大霧発電所の主要な貯留層である銀湯断層を始め、数個の隣接する地熱貯留層は、第四紀火山岩類及び湖成堆積物を母岩とする割れ目に形成された東北東ー西南西方向の断裂型貯留層であり、それぞれ独立しています。
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