ADMシリーズの特徴

検体と培地の分注・混釈作業を自動化します。
 
検体・培地の分注量、混釈状況の均一化が図れ、作業者によるバラツキがなくなります。
 
作業者はシャーレ及び検体容器のセッティングと回収が主な作業となり作業者負担を軽減することが出来ます。
 
シャーレへのバーコードラベル貼付を行うことにより、培養後のデータ管理が容易になります。
 
オプションのクリーンブース設置で雑菌の混入を防止出来ます。
 
 

導入例

生乳検査
処理能力:200検体/h (平板シャーレ作製時:400枚/h)
検体分注精度:0.1/1.0cc±3% 培地分注精度:16cc±3% 
シャーレ供給部ストック枚数:最大240枚 
シャーレ収納部ストック枚数:最大160枚
電源:AC100V エアー:0.5MPa クリーンブース(オプション)設置タイプ オペレータ:1名

検体分注部
 
マイクロピペットを搭載した検体分注ロボットが横移動し、検体毎にチップ装着、検体吸引、検体分注、チップ脱動作を行います。
 
検体ビンに貼り付けられたバーコードを分注前にリーダで読み込みます。
 
分注済み検体の専用ラックはラック収納部にストックされます。
 
 


培地分注・混釈部
 
検体分注済みシャーレに培地を分注し、培地分注後、平面円運動を行い、シャーレ内で検体と培地を均一にのばします。
 
混釈時間・回数は任意に設定出来ます。
 
 
 


その他構成機器

シャーレ供給・分離部
 
最大240枚のシャーレをセットすることが出来ます。
 
独特なシャーレ分離機構を有し、積層したシャーレをトラブルなく次工程へ切り出します。
 
オートシャーレは不要です。
シャーレの種類を選びません。
 

バーコード貼付部
 
事前に入力もしくはバーコードリーダで読み込んだサンプルデータと分注量、運転モード等のデータを合わせてバーコード化し、分注済みシャーレ蓋に貼り付けます。
 
バーコード管理することにより、培養後の検体管理が容易になります。
 
 

シャーレ収納部
 
最大160枚の分注済みシャーレを積層収納します。
 
積層枚数は任意に設定可能です。
 
 

クリーンブース
 
ヘパフィルタ付きクリーンエアー装置をクリーンブース上に設け、シャーレ蓋開閉部、ピペットチップにクリーエアーを供給します。
 
クリーンブース扉には安全スイッチを設け、扉開放時にサイクル停止もしくは緊急停止させます。
 
 

導入先

医薬品検査
食品検査
生乳検査

ラインアップ

 
自動穿孔装置(力価測定)
カップドロッパ(力価測定)
試験管培地分注装置