人事/平林卓也

働き方が安定すれば、資源供給も安定する。

悪天候やトラブルで機械が止まると、社会への石灰石の供給が止まる。そういった意味で重機や設備は、日鉄鉱業にとって欠かせない資産と言えます。しかし、もっと大切な資産は、なんといっても「人」です。重機を動かすのも人。メンテナンスするのも人。もしかすると、私たち人事係が、従業員たちにとって快適な職場環境を維持することは、石灰石を安定供給する上で一番重要なのかもしれません。

鳥形山鉱業所の人事係に配属される前は、栃木県の事業所で経理を担当していました。人事に関する知識は何もなかったので、異動してからは畑違いの業務に困惑しました。対象がお金と人では、全く異なりますから。主な仕事内容は、従業員の勤怠管理や毎月の給与計算、そして社会保険手続。さらには入退職といった人の出入りを管理するなど、いわゆる人事や労務関係です。他にも外部のプラント見学者を案内したり、式典などのイベントを調整したり、従業員の生活や職場環境の向上を図るために、従業員と会社とで話し合う機会も設けています。とにかく業務が多岐にわたり、人と人の折衝が多いことが特徴です。以前はやったことのない交渉事まで行うようになりました。

この部署で働いていると、単純に業務の知識が身につくだけでなく、日鉄鉱業にある制度やルールについて詳しくなるんですよね。従業員のみんながどのように働きたいかを理解し、制度やルールをどう適用していくか、私たちが提案する必要がありますから。たまたま配属された人事係ですが、結果的に会社について深く知る機会となり、より会社のことが好きになりました。今後はいろんな部署で経験を積んで、広い知識を持ったゼネラリストとして、頼りにされる存在になりたいですね。